出張ペーパードライバー講習名古屋で開催してますグリーンペーパードライバースクールの野島です。
今回は、危険なニュースから
あおり運転「エアガン乱射」か 東名高速で衝撃映像 愛知県警
高速道路で後ろの車にあおられ、さらにエアガンらしきもので撃たれる信じられない映像です。
『カン、カン、カン、カン、カン』
車内に響き渡る甲高い音。そして…
『ビー、ビー、ビー』
突然、後ろの車から鳴らされたクラクション。
より
詳しくは、リンクから確認して頂ければと思いますが、これはかなりの悪質な煽りになります。
こんな怖い思いを誰もしたくは無いですよね?
重要なのは、
あの、常磐道の煽り運転殴打事件でもそうですが、どちらも高速道路の追い越し車線で起きています。
この事の意味が分かるでしょうか?
追い越し車線を走っているのに、後方から追いつかれてしまっている!って事です。
この映像でもそうですが、走行車線の車が後ろに流れていく映像があるのですが、走行車線を走行している車の下がり方が非常にゆっくりです。
これが意味しているのは、走行車線の車とこの被害者の車との速度差が小さいことを意味しています。
走行車線の車の速度が、仮に80キロですと、この被害者車両は90キロ程度しか出てないでしょう。
おそらく制限速度である、100キロに到達してないのでは?と思います。
本当に被害者に非は無いのでしょうか?
今回の件も、最後には加害車両が左から追い越しをして行きます。
そう、左の走行車線に入る余地があるって事です。これは、常磐道の煽り事件でも同様です。
後方車両が左車線から追い越すのは、すでに我慢の限界を超えていることを意味しています。
こうなってはもう遅いのです。
こうならないための運転をすることが重要です。
これだけで、こう言った被害に合うことはありません。
後方の加害車両のさらに後方にもう一台ハイエースがいます。
それくらいこの被害車両が遅いという事でしょう。
被害に合う人にもそれなりの被害に合う理由があります。
走行車線を走っていてこんな目に合いますか?合わないですよね?
全てがここにあります。
煽り運転は、最近では暴行などの刑を適用し始めましたが、道路交通法では、車間距離保持違反です。
追いつかれた車両に対しても、道路交通法27条 『追いつかれた車両の義務』違反となる可能性があります。
この映像ですと、この規定に抵触する可能性はあるでしょう。
嫌な思いをしたくないのは誰しもそうです。
嫌な思いをする前に、ご自身の運転を今一度振り返ってみましょう。
きっと、こんな嫌な思いをしなくても良くなるはずです。
※あくまでも、煽り運転をしてエアガンを打った加害者が悪いのが前提で当然です。
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