横断歩道に歩行者(自転車)がいるのに止まらない これって違反ですよ(2019-02-25 追記)

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交通ルール
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出張ペーパードライバー講習名古屋で開催してますグリーンペーパードライバースクールの野島です。

今回のテーマは、

横断歩道に渡りたい人がいるのに止まらないのは何故なんだ?
と言うテーマで行きたいと思います。

この動画を見て頂ければ分かりますね。

これだけの車が走っているのに、誰一人止まろうとはしません。

込んでいるので、流れ自体は速くありませんので止まる事はどの車でも可能だと思います。

では、なぜ止まらないのでしょうか?
 
止まらないのでは無く、止まる気が無い、止まろうとそもそも思ってもいない。

ネットでの書き込みとかを見ていると、横断歩道では止まらないといけない事すら知らない現実があります。

自動車学校では何を教えてるんでしょうかね?

では、止まらない車の運転手がよく言い訳に使うのが

  • 急に止まったら追突されるかもしれないでしょ?
  • 先に通過した方が、渡りやすいでしょ?
  • 車のほうが優先でしょ?

そんな言い訳をするドライバーが多い事多い事

こんな状況では、どうしたら止まれますか?

  • 常に横断歩道に意識を持っておけば止まる事は出来ます。
  • 左側で渡るのを待っている場合には、こちらが止まらないとなかなか反対車線の車は止まってはくれません

横断歩道の手前には、◇形のマークが二つあります。

50m先の横断歩行者をイメージしよう

 皆さん、道路標示で「ダイヤ(◇)」のマークをよく目にすると思いますが、もちろん意味を知っていますね。
 そうです、これは前方に「横断歩道又は自転車横断帯あり」という意味です。

 それでは、この標示のどのくらい先に横断歩道があるのかご存知でしょうか?普通は、まず50m手前に1個目の標示があり、さらにその先30m手前の距離に2つ目の標示が描かれています。

Thinkより引用

https://www.think-sp.com/2012/05/08/tw-50m-oudanhokousya/

こちらの記事を見て頂くと分かると思いますが、ひし形のマークは、50m手前と30m手前に2つ書いてあります。

大きさは、長い方で5mあります。

動画を見て頂くと分かりますが、ひし形のマークが2つ、さらに道路の上に横断歩道ありの標識もあります。

この時点で自転車は確認できます。

見えないなんて言い訳に過ぎませんね。

前車もそうですし、その前の車もみんな止まっていません。

当然、反対車線の車は止まりません。気付いてもいないでしょう。

横断歩道の存在に気を配っていれば、横断歩道があるので、歩行者・自転車など渡りたい人はいないかな?って注意さえしていれば、誰でも止まる事は出来ると思います。

日ごろの意識を変えていけば、横断歩道を渡ろうとしてる人を撥ねてしまったりすることも無いと思います。

愛知県警では、ここ数年横断歩道での一旦停止の取り締まりを強化しています。

違反すると、

違反手数・・・2点
反則金・・・9,000円
となります。
違反切符を切られるだけで終われば良いですが、人を撥ねてしまってはそれでは済まなくなります。

いつでも止まれるような心にゆとりのある運転を意識したいものです。

Twitterで、ご質問を頂きましたのでここに追記させて頂きます。(2019-02-25追記)
Twitterでこのようなご質問を頂きました。
自転車に乗ったままの人は歩行者ですか?
との質問です。
 

自転車は、軽車両になりますので歩行者ではなく車両になります。

 

自転車とは

自転車は、道路交通法上は「軽車両」となっています。違反をすると罰則が科せられる場合があります。

自転車

ペダル又はハンド・クランクを用い、かつ、人の力により運転する二輪以上の車であって、身体障害者用の車いす、歩行補助車等及び小児用の車以外のものです。

普通自転車

一般に使用されている自転車で、車体の大きさ及び構造が内閣府令で定める基準に適合する二輪又は三輪の自転車で他の車両をけん引していないものをいいます。

警視庁より抜粋

https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kotsu/jikoboshi/bicycle/menu/rule.html

自転車は軽車両になりますので、自転車をこいで走っている時は軽車両のルールに従わないといけませんね。

では、

自転車にまたがっている人は歩行者なのか?
ここの判断は難しいと思いますが、こんな記述が警視庁のHPにはあります。

 

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Q6 近くに自転車横断帯がなく横断歩道がある場合で、横断歩道に歩行者がいないときは、自転車に乗ったままで横断歩道を横断してもよい。

A 正解は○

横断歩道に歩行者がいないなど歩行者の通行を妨げるおそれのない場合は、自転車に乗ったままで横断歩道を進むことができます。

ただし、横断歩道は歩行者が横断するための場所ですので、横断中の歩行者の通行を妨げるおそれがある時は自転車に乗ったまま通行してはいけません。

警視庁より抜粋

https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kotsu/jikoboshi/bicycle/menu/bicycle_quiz.html

となりますので、上記動画の場合はそのまま横断可となりますね。

ただ、ここの判断は難しいと思います。

自転車にまたがらずに押して渡れば問題は無いと考えられます。

またがっているからと言って、このまま乗って渡るとも限りません。自転車から降りて押して渡る可能性もあります。

自転車を降りて待っていたけど、渡る時には乗って渡る可能性もあります。

 

横断報道を渡りたい歩行者・自転車がいたら渡らせてあげて下さい。

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